雪道の走行について
50km/h以下で安全運転
50km/hを超える速度では、遠心力でチェーンが膨れあがり、車体にぶつかって切れて思わぬ事故につながります。
高速道路でも一般の道路でもトンネル内や断続的な乾燥路面等の場合でも、50km/h以下を守りましょう。
急の字のつく運転や空転の禁止
急発進・急ブレーキ・急ハンドルは、チェーンに無理な力が掛かります。また、空回りの原因ともなり、車が横滑りして大変危険ですので、ゆるやかな発進・加減速・停止をしましょう。
チェーンの着脱は安全な場所で
チェーンの着脱は、指定の着脱所で行ってください。やむを得なく道路で着脱する際は、平坦で安全な場所を選び、走行中の他車に十分注意をして着脱を行いましょう。
雪の無い道路では取り外す
雪の無い道路を長距離走るとチェーンが摩耗します。 また、チェーンによってタイヤを摩耗させる上に、路面を損傷させますので、チェーンを外すようにしましょう。
事前に取り付け練習をしましょう
まず、タイヤの前後の雪をできるだけ取り除き、車を小さく前進・後退を数回繰り返して反動を利用して脱出して下さい。
路面変化に注意
急発進・急ブレーキ・急ハンドルは、チェーンに無理な力が掛かります。また、空回りの原因ともなり、車が横滑りして大変危険ですので、ゆるやかな発進・加減速・停止をしましょう。
カーブでのブレーキは危険
雪路・凍結路のカーブを走行中にブレーキをかけることは危険です。カーブに入る前に充分速度を落とし、そのままの速度で曲がりきりましょう。チェーンを着けたタイヤ(駆動輪)とチェーンを着けないタイヤの路面との摩擦抵抗力が異なるので、横滑りを起こす恐れがあります。
車間距離を十分に
雪路では乾いた路面に比べ制動距は思いのほか長くなります。車間距離を十分に取り、路面状態に応じた安全な速度で運転しましょう。